甘口シェリー酒で作る夏にぴったりの爽やかな簡単カクテルをご紹介 甘口シェリー酒で作る夏にぴったりの爽やかな簡単カクテルをご紹介

甘口シェリー酒で作る夏にぴったりの爽やかな簡単カクテルをご紹介

シェリー酒といえば、「アルコール度数が高くて飲みにくい」という印象を持っている人も多いのではないでしょうか?

しかし、甘口のシェリー酒は、カクテルのように割って楽しむことや、デザートと一緒に楽しむこともでき、バリエーション豊かな魅力的なお酒です。

今回はこれからの暑い時期に、初心者でも美味しくさっぱりと飲む方法と、おすすめのスペイン産甘口シェリー酒「Moscatel Argüeso(モスカテル アルグエソ)」をご紹介します!

初心者には甘口シェリー酒がおすすめ!

白ワインに属するスペインの「シェリー酒」は、ポルトガルの「ポートワイン」とマデイラの「マデイラワイン」と並んで世界三大酒精強化ワインの一つとして有名です。

シェリー酒は、通常のワインのアルコール度数10〜14%に比べ、アルコール度数が15〜22%と高いのが特徴です。シェリー酒は甘口から辛口までさまざまな種類がありますが、シェリーが苦手な方や初心者は、甘みがあって飲みやすい「甘口シェリー酒」を選ぶのがおすすめです。

甘口シェリー酒でさっぱり爽やかなカクテルを作ろう!

とろっと濃厚な旨味を持つ甘口シェリー酒は、カクテルのリキュールのような使い方ができます。今回は、誰でも簡単にできるシェリー酒を使ったさっぱりカクテルをご紹介します。

ミゲリート

「シェリートニック=シェリー酒+トニックウォーター」で完成の簡単レシピです。

さっぱりとした苦味のあるトニックウォーターと、甘みのあるシェリー酒が絶妙にマッチ!暑い日には氷をたっぷり入れてライムを添えるのがおすすめ!

レブヒート 

スペインで大人気のカクテルが「レプヒート」です。“Rebjito(レプヒート)”とはスペイン語で“割ったもの”という意味を持っており、その名の通りシェリー酒を7UP(セブンアップ)やスプライト、ソーダなどのお好みの炭酸飲料で割ったものです。こちらも簡単レシピですが、レモンやミントを添えると一気におしゃれになり、爽やかな味わいを楽しめます。

クリーミー・オレンジ

甘口シェリーに生クリームとオレンジジュースを加え、少しブランデーを足すとクリーミー・オレンジの出来上がりです。シェリーの甘みと生クリームのなめらかさ、オレンジジュースの酸味、ブランデーのコクが絶妙にマッチ。クリーミーでまろやかな口当たりに、さっぱりたした味わいが広がります。とっても飲みやすいカクテルなので、お酒が苦手な方にもおすすめできる逸品です。

おすすめの甘口シェリー酒Moscatel Argüeso

モスカテル アルグエソ

 

【商品情報】 

商品名

モスカテル アルグエソ (Moscatel Argüeso)

生産者

エレデロス・デ・アルグエソ (Herederos de Argüeso,S.A.)

ビンテージ

NV

設立

1822年

おすすめ料理

ドライフルーツ、洋梨のタルト、ライチシャーベットセミハードタイプのチーズなど

生産国

スペイン 

地域

D.O.ヘレス・ケレス・シェリー(D.O.Jerez-Xérèz-Sherry)

ぶどう品種

モスカテル 100% 

発酵容器

ステンレス・スティールタンク

熟成方法

1822年から修理・修復を重ねて使い続けている500ℓのオーク樽70個(アメリカ産)  

熟成期間:最低5年

発酵期間

1ヶ月

度数

17%

テイスト

スイート

飲み頃の温度

12~14℃

容量

750ml

 

Moscatel Argüeso(モスカテル アルグエソ)について

天然のモスカテル種100%から造られる「Moscatel Argüeso(モスカテルアルグエソ)」は、ぶどう本来が持つ自然の甘さが際立つ甘口シェリー酒です。

モスカテルとは、華やかで爽やかな香りを持つマスカットの一種です。酒精強化酒でもあるため、アルコール度数は17度と少し高くなっていますが、ほどよい甘みとリッチなアロマにより、リラックスを誘うシェリーに仕上がっています。

モスカテル アルグエソの味わい

モスカテルアルグエソは、しっかりとした琥珀色で、ネクターのような濃厚でトロリとした滑らかな口当たりが特徴です。

アメリカンオーク由来のナッツやカカオのような香ばしい香りに、ダージリン、ドライアプリコットやレーズンといった凝縮感のある甘い香りが口の中を包み込む同時に、ハーブのような涼しい気なニュアンスを感じられます。

余韻が長く、自然な甘みと酸味のバランスが非常に取れています。樽香がしっかりと感じられ、深みのある味わいやモスカテル特有の芳醇で高貴なアロマは、魅惑の味わいです。

モスカテル アルグエソとのペアリング

甘口シェリー酒のモスカテル アルグエソは、食前酒やデザート酒として飲まれることが一般的です。特に、ドライフルーツやセミハードタイプのチーズなどとの相性が抜群です。

さらに、黒糖を入れたようなあまーい紅茶のニュアンスのあるため、アフタヌーンティーの感覚で洋梨のタルトやドライフルーツなどのデザートと一緒にお楽しみいただけます。

また、ライチシャーベットやバニラアイスクリームにかけて食べても絶品です。シェリーにアイスクリーム?と疑問に思うかもしれませんが、食べてみるとその相性の良さに驚くはず!さまざまな組み合わせでモスカテル アルグエソとのペアリングを楽しんでみてくださいね。

Herederos de Argüeso,S.A.(エレデロス・デ・アルグエソ)について

アルグエソ社は、スペインの南にあるアンダルシア地方にあるサンルーカル・デ・バラメダにあるワイナリーです。創設者レオン・デ・アルグエソによって1822年に設立され、1878年に彼が他界した後は、甥のファン氏とフランシア氏の2人によって引き継がれています。

その際、ボデガの名前をスペイン語で“アルグエソの相続人”という意味を持つ「Herederos de Argüeso,S.A.(エレデロス・デ・アルグエソ)」に改名しました。

甥の2人に引き継がれたワイナリー事業は、1905年ごろから少しずつ拡大を続け、大規模な複合施設を完成させています。設立当時にアルグエソ氏が買い集めた古いシェリーや樽は、今日でも修復を繰り返しながら数世代に渡り、大切に使用され続けています。

設立から約200年という長い歴史を受け継いできた彼らのボデガでは、「品質と伝統を守ること」をモットーに代々徹底した管理のもと、引き継がれています。その品質は、国際的にも大変高い評価を受けており、「ワインレポート2007〜2009」において、「サン・レオン・マンサニージャ」がグレーテスト・クオリティーワインの1位に、さらにスペインワイン雑誌「VINOS DE ESPAÑA誌」において、アルグエソ社の全てのマンサニージャが賞を獲得するなど、スペインワインの中でも品質に定評のあるボデガです

まとめ

シェリー酒は、アルコール度数が高いイメージと、独特の風味がと苦手意識を持っている方は、甘口のシェリー酒を選んでみてください。

甘口のシェリー酒を炭酸飲料で割るだけで簡単にさっぱりとした爽やかなカクテルが作れちゃいます。他にもスイーツと一緒にアフタヌーンティーとして楽しむなど、甘口シェリー酒は、飲み方のバラエティも豊かなお酒です。

特に今回ご紹介した甘口シェリー酒「Moscatel Argüeso(モスカテル アルグエソ)」は、シェリー初心者でもデザート感覚でとっても美味しく飲めるのでおすすめです。

「モスカテル アルグエソ」とスイーツで、普段とは一味違ったアフタヌーンティーを楽しみませんか?

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