グルメガイド2023で7つの最高名誉を受賞したボデガが贈るベルデホワイン

世界中にはさまざまなグルメガイトがあり、最も有名なグルメガイト「ミシュランガイド」もフランスのグルメガイドの一つです。

 今回は、なかでもスペインワインに特化したグルメガイド「Guía Vinos Gourmets（ギア・ヴィノス）」の最新版2023年において、7つものワインを受賞したボデガCuatro Rayas（クアトロ・ラヤス）のVerdejo（ベルデホ）100％を使ったボデガの看板ワイン「Cuatro Rayas Fermentado en Barrica（クアトロ・ラヤス　フェルメンタード・エン・バリッカ）」をご紹介します。             

グルメガイド「Guía Vinos Gourmets」について

Guía Vinos Gourmets（ギア・ヴィノス）は、GOURMETS CLUB COLLECTIVE（グルメット　クラブ　コレクティブ）によって1983年に発行されたスペインで最も有名なワインガイドの一つです。ワインの専門家によるブランドテイスティングによって、スペイン国内のワイナリーとワインを客観的かつ正確に評価しています。

4000種類以上に及ぶスペインワインのブランドティスティングは、評価の前にワインボトルをアルミホイルで覆い、完全に見えない状態で行います。さらに、より正確な評価を行うためにコルクのワインサンプルには、テイスティングの2〜3時間前に抜栓を行い、酸化を行った状態でティスティングが行われています。

ワインの評価者には、各業界で最も優れた評判を持つソムリエ、醸造学者、ワインメーカー、ワイン専門のジャーナリストが揃えられており、各目線から見た独自の評価をそれぞれに行い、100点満点で評価。最終的なスコアは、総合的な観点から話し合って採点されており、非常に信頼性の高い評価となっています。

Cuatro Rayas Fermentado en Barrica― クアトロ・ラヤス　フェルメンタード・エン・バリッカ ―

【商品情報】　

Cuatro Rayas Fermentado en Barrica（クアトロ・ラヤス　フェルメンタード・エン・バリッカ）について

Cuatro Rayas Fermentado en Barrica（クアトロ・ラヤス　フェルメンタード・エン・バリッカ）樹齢30年以上のVerdejo（ベルデホ）で造られた単一品種のスペイン白ワインです。

フレンチオーク小樽での熟成後、アリエール産のフレンチオーク新樽とアメリカンオーク2種類の樽を使用し、澱とともに9ヶ月の熟成を行います。この熟成の間にバトナージュ（攪拌）を行うことで、樽の底に溜まった澱がまんべんなく混ざり、酵母から出るアミノ酸がワインへ浸透し、旨みのある口当たりクリーミーなワインとなります。

Verdejo（ベルデホ）は、Rueda（ルエダ）地域で古くから栽培されており、D.O.Rueda（D.O.ルエダ）を代表する白ぶどう品種です。数あるスペイン土着品種の中でも特に品質が高い上に、コストパフォーマンスが良く、現在スペイン国内で最も人気のある白ぶどう品種と言われています。しかしVerdejo（ベルデホ）のぶどうの皮は、非常に薄くデリケートで酸化しやすく、その扱いは容易ではありません。豊かなぶどう栽培と醸造の知識と経験が必要なぶどうであることでも知られています。

Cuatro Rayas Fermentado en Barrica（クアトロ・ラヤス　フェルメンタード・エン・バリッカ）は、そんなVerdejo（ベルデホ）のスペシャリストであるCuatro Rayas（クアトロ・ラヤス）だからこそ実現できたベルデホの高いポテンシャルを最大限に活かした豊かな芳香性と、木樽熟成の絶妙なニュアンスが織りなす素晴らしい逸品に仕上がっています。

ワインの適温は、8～12°Cとなっていますが、8〜10℃に冷やしてさっぱりとしたミネラル感のあるドライなワインを楽しむことができます。一方、樽感のあるボリューミーでリッチなテイストを楽しみたい場合には、少し温度を上げて12℃前後でお召し上がりください。温度変化によって味の変化を楽しむことができるのもCuatro Rayas Fermentado en Barrica（クアトロ・ラヤス　フェルメンタード・エン・バリッカ）の魅力の一つです。

受賞歴

Cuatro Rayas Fermentado en Barrica（クアトロ・ラヤス　フェルメンタード・エン・バリッカ）ビンテージ2020年

• Points Peñín Guide （ポイント ペニン ガイド）2022：92 ポイント
• Peñín Guide（ペニン ガイド） 2022：５つ星

ワイン名の由来

このワインを生産するボデガの名前でもあるCuatro Rayas（クアトロ・ラヤス）とは、スペイン語で“4つの線”を意味します。これは、この地域Rueda（ルエダ）において優れたVerdejo（ベルデホ）品種を生産する4つの市（メディナ・デル・カンポ、ロディラナ、ルエダ、ラ・セカ）をCuatro Rayas（クアトロ・ラヤス）の畑がまたいでいることから名付けられました。

Fermentado en Barrica（クアトロ・ラヤス　フェルメンタード・エン・バリッカ）とは、スペイン語で“オーク樽発酵”という意味を持ちます。その名の通り、オーク樽による熟成感が見事に調和したリッチなテイストに仕上がっています。

味わいの特徴

丁寧に仕上げられたボデガの看板商品Cuatro Rayas Fermentado en Barrica（クアトロ・ラヤス　フェルメンタード・エン・バリッカ）は、明るいイエローゴールドの色調に熟した柑橘系の果実味や黄桃、青リンゴなどの豊かな果実味とさっぱりとしたハーブ香、コクのある苦味といったスペイン高品質土着品種Verdejo（ベルデホ）の特徴を見事に捉えた白ワインです。

口に含むと、新鮮なライムやグレープフルーツのような柑橘系のアロマ、白い花やアニスのようなミネラル感のあるノートにオーク樽熟成がもたらすバニラ香にトースト香、アーモンドのようなナッティーで香ばしいニュアンスをアクセントとします。

飲み口は、辛口でミネラル感がありながらも、ふくよかでボリューミー。広がりのある旨味とコクが複雑味と高級感を演出します。滑らかな舌触りで力強くもフレッシュで、心地よい酸味もあり、非常にバランスが取れています。抜栓後も長く余韻楽しめるポテンシャルの高い一本です。

おすすめのペアリング

リッチな果実味と熟成感の調和の取れたCuatro Rayas Fermentado en Barrica（クアトロ・ラヤス　フェルメンタード・エン・バリッカ）は、主に白身魚や白身肉、チーズとの相性が良いワインです。

チキンのコンフィや、魚介のマリネ、カルパッチョ、シーフードグラタンやホワイトアスパラのオーブン焼きといったお料理とのペアリングに最適です。さらに、天ぷらなど旨みのある和食との組み合わせもおすすめです。

Bodegas Cuatro Rayas（ボデガス・クアトロ・ラヤス）について

 Bodegas Cuatro Rayas（ボデガス・クアトロ・ラヤス）は、ワインを愛するぶどう農家の協同組合によって1935年にD.O.Rueda（D.O.ルエダ）の中心地ラ・セカに設立されたルエダ地方最大規模の大規模なワイナリーです。年間900万本以上ものワインが生産されており、スペイン国内外で高い評価を受けています。

今回ご紹介したスペイン屈指のワインガイド「Guía Gourmets（ギア・ヴィノス）」においても多くのワインが高く評価されています。2022年11月9日に発表された2023年最新版では、7つのワインが90点以上の高得点を獲得し、その名誉を讃えられています。

2023年版において一つのボデガでの７つの賞は、最高受賞数であり、Bodegas Cuatro Rayas（ボデガス・クアトロ・ラヤス）が造る全てのワインの品質が高いことを証明しています。

まとめ

スペインで絶大な評価を受けているワインガイドが「Guía Vinos Gourmets（ギア・ヴィノス）」です。

さらに、Guía Vinos Gourmets（ギア・ヴィノス）2023年の各エキスパートによるブラインドテイスティング評価において、最も多くのワインが90点以上となったのがBodegas Cuatro Rayas（ボデガス・クアトロ・ラヤス）でした。

そんなBodegas Cuatro Rayas（ボデガス・クアトロ・ラヤス）が贈るCuatro Rayas Fermentado en Barrica（クアトロ・ラヤス　フェルメンタード・エン・バリッカ）は、名前にもあるように、ベルデホと樽熟成の織りなすパーフェクトなハーモニーを感じることのできるおすすめのスペイン辛口白ワインです。