可愛らしいうさぎのラベルが特徴のチャーミングな若飲み白ワイン

「ジャケ買い」という言葉があるように、ワインを買う際にワインの顔であるラベル（＝ジャケット）に魅了されてワインを選ぶ人も少なくありません。特にお呼ばれした際の手土産やプレゼントにすると喜ばれるのでジャケ買いするのもおすすめです。 

今回は、とってもキュートな２羽のうさぎがキスをするワインラベルが魅力的なBodega Cosecheros y Criadores（ボデガ・コセチェロス・イ・クリアドレス）のスペイン産白ワイン「Mua Mua Blanco （ムア ムア ブランコ）」をご紹介します。

スペイン原産の白ブドウ品種ビウラ（Viura）とは？

Mua Mua Blanco （ムア ムア ブランコ）には、ブドウ品種ビウラ（Viura）というブドウ品種が使用されています。それもそのはず。スペイン北部で主に栽培されているビウラ（Viura）は、スペインの土着品種であり、リオハとアラゴン州、ナバラ近隣といった特定の地域でしかこの名前で呼ばれません。フランスのラングドック＆ルーション地方やスペインのカタルーニャ州でも生産されていますが、この地域においてはマカベオ（Macabeu）と呼ばれており、地域によって呼び名が異なります。

ビウラ（Viura）は、若飲みにも長期熟成にもなりうる品種であり、高級ブドウ品種に分類されます。一般的に柑橘系の豊かな芳香性に酸をともなった爽やかな味わいを特徴とします。主にカバ（cava）や白ワインのブレンド用として栽培されており、多岐にわたる用途に使用されることから、2015年にはビウラ（Viura）の栽培面積は約45,000haにまで広がりました。これはスペインで２番目に多く栽培された白ブドウ品種で、スペイン国内で人気を誇るブドウ品種の一つであることがわかります。

Mua Mua Blanco ― ムア ムア ブランコ ―

【商品情報】　

Mua Mua Blanco （ムア ムア ブランコ）について

Mua Mua Blanco （ムア ムア ブランコ）は、スペインの固有ブドウ品種である樹齢30年のViura（ビウラ） を100%使ったフレンドリーなカジュアル白ワインです。

造り手であるBodega Cosecheros y Criadores（ボデガ・コセチェロス・イ・クリアドレスは、「素晴らしいワインを造るにために最も重要なことは、ブドウの手入れとと良いブドウのみを選果すること」を哲学に素晴らしいワインを造っています。彼らは「土着品種を大切に美味しいワインを造ること」を信念にブドウ畑の手入れを第一に考え、栽培に力を入れ、すべて手摘みにて収穫されています。この地域ならではの品種の魅力を多くの人に伝えるべくブドウ丁寧なブドウ栽培に勤しんでいます。

スペイン語でMua Mua（ムア ムア）は、「チュッチュッ（キスの音）」を表します。彼らのブドウ畑にウサギがよく現れていたことからラベルのモチーフに採用されました。

Mua Mua Blanco （ムア ムア ブランコ）は、そんな可愛らしいワインラベルの通りチャーミングで親しみやすいワインに仕上がっています。

味わいの特徴

Mua Mua Blanco（ムア ムア ブランコ）は、柑橘系のアロマ、ハーブやフレッシュな青りんごのような芳香を特徴とするスッキリとした味わいの飲みやすいライトなカジュアルワインです。時間の経過とともに空気に触れると、パイナップルやメロンのようなほのかな甘み、フルーティーで華やかな香りが感じられます。

口当たりはまろやかで、豊かな酸味が心地よく、ほのかにマスタードリーフのようなピリッとした味わいがあるなど、さまざまな表情を楽しむことができる飽きのこないスペイン白ワインです。

おすすめのペアリング

爽やかなフルーツのアロマを持つMua Mua Blanco （ムア ムア ブランコ）には、魚介類全般の料理とのペアリングが最適です。白身魚のカルパッチョやエビとアボカドのサラダといったフレッシュなシーフード料理や、小エビのフリット、エビフライ、サーモンのフライ、天ぷらといった揚げ物と合わせていただくのもおすすめです。

Bodega Cosecheros y Criadores（ボデガ・コセチェロス・イ・クリアドレス）について

Bodega Cosecheros y Criadores（ボデガ・コセチェロス・イ・クリアドレス）は、カスティーリャ・ラ・マンチャ州のVino de Mesa（ビノ・デ・メサ）で、クラシックな消費者と近代的なトレンドを抑えた消費者の両方の好みを叶えるべく、最新の設備と6,000個を超えるフレンチオークとアメリカンオークの樽を使用して質の高いワインを生産しています。

Martínez Bujanda（マルティネス・ブハンダ） 家は、1951年にワイナリーを設立し、その当初からワインを世界各国に輸出することを考えていました。最新のワイン技術を駆使し、現在では、60カ国以上の消費者の好みに合わせた多様なワイン造りを行っています。

ボデガ名のCosecheros y Criadoresには、大量生産、早飲みスタイルの”Cosecheros （＝ワイン生産者）”と19世紀後半の「近代リオハ」発展に伴ってボルドーの熟成・貯蔵方式を採用したワイナリー”Criadores（クリアドレス）”との違いを示す歴史ある用語を用いています。

まとめ

今回ご紹介したジャケ買いにおすすめのワインは、２羽のウサギがとっても可愛いMua Mua Blanco （ムア ムア ブランコ）でした。Mua Mua （チュッチュッ）という音の響きをワイン名としたネーミングセンスも素敵ですよね。

その味わいもさっぱりとした飲みやすく、多くの人に親しみやすいワインとなっています。キリッと清涼感を出したい場合は、しっかりと冷やすことで爽やかな味わいが引き立ちます。一方で、フルーティーな風合いを出したい場合は空気に触れさせて、少し温度を上げることで異なった表情となります。ぜひ、その風合いの違いも一緒にお楽しみください。