暑い季節に冷やして美味しい!爽快感のある伝統ボデガのクラシカル白ワイン 暑い季節に冷やして美味しい!爽快感のある伝統ボデガのクラシカル白ワイン

暑い季節に冷やして美味しい!爽快感のある伝統ボデガのクラシカル白ワイン

夏の暑い日には、冷たーい飲み物が飲みたくなるもの。

必然とワインには手が伸びなくなっていく人も多いのではないでしょうか?

しかし、冷やして美味しく飲める爽やか系白ワインなら、暑い夏にもピッタリです!冷やした白ワインは、サラダや冷製パスタなどといったさっぱりとしたお料理との相性も抜群なので、暑くて食欲が出ない日にもおすすめです。

今回は、スペインの高品質ワイン産地であるカタルーニャ地方で200年以上続く伝統のボデガが造る爽快感溢れる白ワイン「Gotim Blanc(ゴティム ブラン )」をご紹介します。

ワインにはそれぞれ適温がある

ワインにはそれぞれ、異なった適温があるのをご存じですか?ここでの適温とは、ワイナリーが推奨する温度のことで、ワインの持つ香りや味わいをよく感じることができ、美味しく飲むことのできる温度のことです。

常温(18)前後に保った方が香りを豊かに感じられるワインもあれば、よく冷やして飲むことで、キリッと味が締まりより美味しく飲めるワインもあります。適温に保つことでそのワインのポテンシャルが最大限に引き出され、より美味しい味わうことができるので、購入の際には美味しく飲める最適な温度を教えてもらうのがおすすめです。

冷やすと美味しい白ワインの特徴とは?

一般的に赤ワインは常温のまま、白ワインは冷やして飲むと言います、しかし、実は一概に白ワインといっても、ぶどう品種やワインの特徴によって、ワインの適温が異なります。

冷やして美味しい白ワインの特徴は、ドライで辛口、さっぱりとしたフルーティさが際立つ爽やか系のワインです。最適温度である6〜12前後にすることでフレッシュさと酸味が引き立ちます。特に酸味のあるワインは、しっかりと冷やすことではっきりとした骨格を持つシャープな印象になります。

一方で、フランスなどのボディがしっかりとした高級ブルゴーニュワインの適温は、ワインが持つふくよかな味わいや豊かなアロマの広がりを楽しむために10〜13と、白ワインにしては少し高めの温度で飲むのが最適とされています。ちなみに甘口ワインは、さらに低い温度の4〜8。フルーツのようなとろりとした甘さを持つ甘口ワインですので、しっかりと冷やすことで、甘味をバランス良く感じられより美味しく飲むことができます。

とはいえ冷やすと美味しくなるワインも、冷やしすぎには注意が必要です。6以下のキンキンに冷やしすぎてしまうと、本来ワインが持つアロマやぶどうの風味を感じにくくなってしまいます。推奨されている適温を保ってワインを楽しみましょう。

ワインを適温に冷やす3つの方法

とはいえおうちで気軽にワインを愉しむ場合、適温までどのように冷却すればいいのか?と思った方も多いのではないでしょうか?ここでは、おうちで手軽にできるワインの冷却方法を3つご紹介しますので、参考にしてみてくださいね。

気軽に冷蔵庫で冷却

ワインを冷やすのに、最も気軽な方法は冷蔵庫での冷却です。冷蔵庫で冷やす場合は、常温から始めて90分ほどで白ワインの一般的な適温である10℃前後になります。しかし、夏の暑い日はグラスに入れることで温度が1〜2℃上がってしまうことが予想されます。4〜6℃前後まで温度を下げたいので、常温から始めて2時間〜3時間を目安にしっかりと冷やしていきましょう。

冷凍庫で素早く冷却

冷蔵庫では時間がかかりすぎる!もっと早く飲みたい!という方におすすめなのは、冷凍庫での冷却です。当然、冷蔵庫よりもはるかに早く冷やすことができ、約15分で適温まで下げることができます。しかし、冷凍庫での冷却は、冷却部分による偏りが出てしまうので、一部固まってしまうこともあるので、注意が必要です。5分おきぐらいにボトルを回す、タイマーで時間を管理するなどといった方法で解消できますが、時間がある場合は、冷蔵庫でゆっくり確実に冷やしていく方が安心かもしれません。

本格的にワインクーラーを使用する

雰囲気を出して、冷やしたという方におすすめなのが、ワインクーラを使った冷却方法です。レストランやワインバーでも採用されている本格的な方法でもあります。

まずは、ワインクーラーにワインの液面が浸かるまで氷水を入れます。たっぷりと氷を入れたワインクーラーでは、1分間に約1℃下がります。常温からスタートした場合でも、わずか15〜20分ほどで適温までしっかりと冷やすことができます。素早く、そしてまんべんなく均一にキリッと冷やすことができるので、ワインクーラーをお持ちの方はぜひこちらの方法をお試しください。

暑い夏に冷やして美味しいスペインおすすめの白ワイン

Gotim Blanc(ゴティム ブラン)

 


【商品情報】 

商品名

ゴティム ブラン (Gotim Blanc)

生産者

カステル・デル・レメイ (Castell del Reme)

ビンテージ

2020年

設立

1780年

おすすめ料理

グリーンサラダ、魚介類のセビーチェ、ヤリイカのフリット、パドロン素揚げなど

生産国

スペイン 

地域

D.O. コステルス・デル・セグレ(D.O.Costers del Segre)

ぶどう品種

ソーヴィニヨン・ブラン 60% 【樹齢32 年】 

マカベオ 40% 【樹齢40 年以上】

発酵容器

ステンレス・スティールタンク

熟成方法

ステンレス・スティールタンク/3 ~6ヶ月間

発酵期間

10 ~15 日間

度数

12.5%

テイスト

ドライ

飲み頃の温度

8~10

容量

750ml


Gotim Blanc(ゴティム ブラン)について

スペイン語で白いぶどうの房という意味を持つGotim Blanc(ゴティム ブラン )は、樹齢35年のソーヴィニヨンブランと、樹齢40年以上の古樹マカベオをブランドワインであり、200年以上の歴史を持つ老舗のワイナリーがクラシックなスタイルで仕上げた逸品です。

ステンレススティールタンクで3 ~6ヶ月の間熟成されたワインには、マカベオの持つミネラルがしっかりと反映されていおり、程よい塩分を感じることができます。

ゴティム ブランの飲み頃は8~10となっており、特に暑い夏にはキリッと冷やして、さっぱりと爽やかに飲むのがおすすめです。そこから温度を少しずつ上げていくことで、隠れていたリッチなアロマが広がっていきます。時間の経過と温度の変化によってさまざまな顔を持っているのもゴティム ブランの魅力の一つです。

ゴティム ブランの味わい

透き通ったグリーンカラーに光沢のある黄金色が輝きます。バナナやメロンのような甘味の強い果実味からパッションフルーツ、グレープフルーツといったさっぱりとした果実味までバライティ豊かなアロマを感じられるフルーティーな白ワインです。

さらに白い花の香りや夏草、ハーブといった爽快感のあるニュアンスがあります。長い余韻が心地よく、熟した青りんごや洋梨の香りが鼻を抜けていきます。口当たりは爽やかでフレッシュでありながらも力強く、適度な酸味とまろやかな果実味が、満足感を与えるワインです。

さっぱりとした口当たりに、しっかりとした南国系の果実味をバランス良く感じられるゴティム ブラン (Gotim Blanc)。ベーシックなグリーンサラダをはじめとしたさまざまな種類のサラダや、冷製のパスタなどさっぱりとしたお料理にもよく合うので、暑くて食欲の出ない日にもピッタリの組み合わせです。

さらに、魚介類のセビーチェ、シーフードパスタ、ヤリイカのフリット、パドロン素揚げなどといったシーフードのお料理を引き立たせてくれる白ワインです。

Castell del Remei(カステル・デル・レメイ)について

1780年に創業されたカステル・デル・レメイ(Castell del Remei)は、スペインの高品質ワイン生産地として有名なカタルーニャ地域で最も古いボデガです。また、外来ぶどう品種が禁止されていた当時にぶどうの種を持ち込み、この地で最初にフランスぶどう品種の栽培を始め、成功させたのもこのカステル・デル・レメイです。

創業から絶え間なく続く由緒正しいボデガの長い歴史と高いワイン生産技術を屈指したカステル・デル・レメイのワインはどれも素晴らしく、国際的な名声も高い信頼できるワイナリーです。

まとめ

白ワインには冷やして美味しいワインと、そうでないワインがあります。暑い夏にキリッと冷やして爽やかなワインが飲みたいという方は、今回ご紹介した南国系の味わいが特徴のさっぱり白ワイン「Gotim Blanc(ゴティム ブラン )」がおすすめです。

ワインの適温を知ることで、これまでよりも深くワインを愉しむことができるようになりますので、これを機に「ワインの適温」を意識してみてくださいね。

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