スペインガリシア地方最古の産地リベイロの白ワインをご紹介! スペインガリシア地方最古の産地リベイロの白ワインをご紹介!

スペインガリシア地方最古の産地リベイロの白ワインをご紹介!

スペインワイン原産地呼称制度(D.O.)にも指定されているリベイロは、アメリカのワイン雑誌「ワイン・アドヴォケイト誌」にて「ガリシア地方最古のワイン産地であり、最も高い可能性を秘めているワイン産地」と評価を受けている注目のワイン産地です。

今回は、そんな高評価を受けているリベイロが造るワインの特徴やおすすめの白ワインをご紹介します!

ワイン生産地リベイロを知らなかった方もこの記事を読めばリベイロワインの魅力がわかりますのでぜひ最後までご覧くださいね。

リベイロはどんなところ?

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スペイン北西部ガリシア州の内陸部に位置するリベイロは、ワイン産地として有名なリアスバイシャスとリベイラサクラの間にあります。

ガリシア語でリベイロ(Riberas del río)は川の岸辺を意味しており、その名の通りリベイロのワイン畑はミーニョ川とその支流アルノイア川、アビア川など4つの川で形成された谷の傾斜地に広がっています。

湿潤な西岸海洋性気候でぶどうが熟しにくい環境であるため、高い糖度が必要な黒ぶどうの栽培には適しておらず、白ワインの生産量が全体の9割を占めています。

大西洋の影響を受け、湿度の高いリベイロですが、日差しに恵まれているため比較的暖かく、年間降水量は約800〜1000mmと海岸沿いの半分ほどの降水量です。

ガリシア地方最古のワイン産地リベイロ

ガリシア地方に存在する5つのD.O.(リアスバイシャス、リベイラサクラ、リベイロ、バルデオラス、モンテレイ)のうち最古のワイン産地がリベイロです。

 リベイロでは帝政ローマ時代に初めてぶどうの木が植えられたと言われており、スペインの内陸部でありながらもワイン生産と輸出の長い歴史を持っています。

中世時代からこの地方の収入源や就業先になるなど、ワイン生産はリベイロの歴史を語る上で欠かせない存在となっています。

リベイロは1957年に原産地呼称名称(D.O.)を取得していますが、1887年フィロキセラやうどんこ病によってぶどう畑は壊滅的な損害を受け、ほとんどのぶどうの樹は植え替えをしなければなりませんでした。

これにより、スペイン黄金時代の波に乗り遅れたため、ガリシア地方最古のワイン産地にも関わらず、リアスバイシャスなどの有名産地と比較するとリベイロの地名度は低く、知る人ぞ知るワイン産地です。

リベイロワインの特徴

高級化を進めているリベイロワインですが、比較的リーズナブルで良品なワインが多いのが現状です。

みずみずしくフルーティーなアロマとさっぱりとした酸味を特徴に持つリベイロの白ワインは、魚介料理との相性が抜群です!

生産量自体は少ないですが、リベイロでは赤ワインも生産しています。控えめな酸としっかりしたタンニンが感じられるミディアム〜フルボディの赤ワインがリベイロ赤ワインの特徴です。

主なぶどう品種は土着品種「トレイシャドゥーラ」

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リベイロで栽培されている最も多いぶどう品種はトレイシャドゥーラ種です。

一般的にトレイシャドゥーラ種は単一品種で使用されることは少なく、ブレンド用の白ぶどうとして栽培されています。

白桃やアプリコット、りんご、洋梨などの優しい果実味とオレンジ、レモン、グレープフルーツなどの柑橘系などの爽やかなアロマが特徴です。

トレイシャドゥーラ種をブレンドすることによってワインの味わいにフルーティーさやコクを与えることができるため、ブレンドに適したぶどう品種として有名です。

さらに、リベイロの湿潤の厳しい気候環境でも栽培しやすいトレイシャドゥーラ種は、リベイロのワイン造りの中心となっています。

その他リベイロで栽培されているD.O.認定ぶどう品種

ワイン産地として長い歴史を持つリベイロでは、トレイシャドゥーラ以外にもD.O.認定されている沢山のぶどう品種があります。

現在D.O.リベイロに認定されているぶどう品種はこちら。


【白ぶどう認定品種】

推奨

  • トロンテス(Torrontés
  • ゴデーリョ(Godello
  • アルバリーニョ(Albariño
  • ロウレイロ(Loureira

使用可

  • バロミノ(Palomino
  • アルビーリョ(Albillo

【黒ぶどう認定品種】

推奨

  • カイーニョ・ティント(Caiño tinto
  • カイーニョ・ロイゴ(Caiño longo
  • カイーニョ・ブラボ(Caiño bravo
  • ソウソン(Sousón
  • フェロン(Ferrón
  • メンシア(Mencía
  • ブランセリャオ(Brancellao

使用可

  • テンプラニーリョ(Tempranillo
  • ガルナッチャ・ティントレラ(Garnacha tintorera

 リベイロおすすめの白ワイン〜商品情報〜

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商品名

グラン・カンピーニョ

生産者

ビノス・イ・ボデガス・ガジェーガス

おすすめ料理

グリーンアスパラガスのブランチャ、帆立貝のレアグリル、穴子の白焼き

生産国

スペイン 

地域

D.O.リベイロ

ぶどう品種

トレイシャドゥーラ55% 、トロンテス45%

度数

11.5%

発酵容器

ステンレス・スティールタンク

発行期間

4〜6ヶ月

味わい

ドライ

飲み頃の温度

16-18℃

容量

750ml

 ガリシア地方で田園や牧草地(カンボ=Cambo)のことを親しみを込めて「カンピーニョ」と呼ばれており、今回ご紹介するワイン名の由来にもなっています。

「グラン・カンピー二ョ」の味わい

輝きのあるレモンイエロー。この土地固有の品種の「トレイシャドゥーラ」が持つ青リンゴや白桃のニュアンスをもち、果実味豊かな味わいが特徴的です。

口に含むと綺麗な柑橘系のアロマが広がります。フレッシュでフルーティな中にもミネラル感もあり、爽やかなみずみずしいアロマティックな白ワイン。

グラン・カンピーニョは、じわりとと旨味を感じることのできるドライな味わい、食事に合わせやすいシンプルでピュアなワインをお探しの方にぴったりです。

生産者について

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1960年代に創業者のマノロアルノヤとともに個人プロジェクトとしてぶどう栽培を行ったのが、生産者「ビノス・イ・ボデガス・ガジェーガス」のはじまりです。

その後、ワイン部門の大企業グループに成長しましたが、ワイン事業が成功し、企業として確立した今もなお、家族的・伝統的なワイナリーを維持しています。

ワイナリー「ビノス・イ・ボデガス・ガジェーガス」の信念

1993年に設立されたビノス・イ・ボデガス・ガジェーガスは、D.O.リベイロをはじめ、D.O.リベイラ・サクラ、D.O.リアス・バイシャスなどガリシア州各地でワイン造りを行っているグループ会社です。

「新しい技術を導入しながらも、ワイン造りは手間ひまをかけたぶどう栽培なしには成し得ない」という信念を持ってこだわりのワイン造りを行っています。

ワインをはじめ、アグリアルディエンテやリコール類なども生産しており、トレイシャドゥーラやトロンテス、アルバリーニョ、メンシアなどガリシア地方に根ざしたぶどう品種の素晴らしさを存分に表現しているワイナリーです。

まとめ

今回は、知る人ぞ知る名ワイン産地であるスペインガリシア州のリベイロ地方についてご紹介しました。

 特にリベイロ白ワインのポテンシャルは高く、リーズナブルな隠れた名ワインもありますので、いつもとひと味違ったワインをお探しの方はぜひ、リベイロワインにも注目してみてくださいね。

ガリシア地方各地で土着品種にスポットを当てて生産を行っているワイナリー「ビノス・イ・ボデガス・ガジェーガス」が造り出す「グラン・カンピーニョ」は、リベイロを代表する白ぶどう品種トレイシャドゥーラの良さを最大限に引き出したみずみずしくミネラル感タップルの爽やかなワインに仕上がっています。

さまざまな料理と合わせやすいすっきりとした味わいのグラン・カンピーニョと一緒に、お食事とのマリアージュをお楽しみください。

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