美味しいお肉と飲みたいおすすめの赤ワインを紹介致します! 美味しいお肉と飲みたいおすすめの赤ワインを紹介致します!

美味しいお肉と飲みたいおすすめの赤ワインを紹介致します!

いい肉、と言えばやっぱり、牛肉、そして牛肉と言えば赤ワインですね。今回はいい肉に食べたい美味しいお肉について、6大ブランド和牛や人気の部位とおすすめの食べ方を解説するとともに肉に合わせて飲みたいスペインワインも紹介します。いい肉の日に向けて参考になる内容となっておりますのでどうぞ最後までご一読ください!


美味しいお肉とは?

美味しいお肉と言うと、和牛というイメージは広く定着しています。和牛とは、日本在来の牛と国外品種の牛を交配してつくった品種で、黒毛和種・褐毛和種・日本短角種・無角和種の4種と、4種間の混雑種が和牛、とされます。

和牛には、赤身の間にサシ(霜降り)と呼ばれる、細かな脂肪が入っているのが特徴です。そのため、肉が柔らかく、舌の上でとろけるようなまろやかさがあります。

 

6大ブランド和牛

日本にはさまざまなブランド和牛がありますが、その中でとくに美味しいとされるのが以下の6大和牛です。

神戸牛(兵庫県)・・・脂肪が細かく入り込んだ霜降りで濃厚な旨味があるのが特徴。兵庫県で生まれ育った但馬牛の中で、出産を経験していない雌の牛もしくは精巣を取り除いた雄の牛であり、かつ霜降りの度合いが高い牛肉だけを神戸牛と呼ぶことができます。

松阪牛(三重県)・・・肉の芸術品と呼ばれる色鮮やかな霜降りが特徴。ファンの間では最高級品として知られます。

米沢牛(山形県)・・・良質なしまりとノリの良い脂肪が特徴。山形県米沢市は冬は極寒、夏は猛暑という厳しい自然環境で美味しい牛を育てるのに最適。

近江牛(滋賀県)・・・ブランド和牛としての歴史は最も古いとされている400年。出荷数が年間6000頭と決められた希少な和牛。

宮崎牛(宮崎県)・・・柔らかさと味わい、色合いの素晴らしさが感じられるのが特徴。品種は黒毛和牛であることが大前提。

仙台牛(宮城県)・・・脂肪と赤身の絶妙なバランスが特徴。仙台牛は、肉質が最高ランクのA-5、B-5のみの取り扱いで、品質が確実に保証されています。

 

人気の部位とおすすめの食べ方

ここからは牛肉の人気の部位をおすすめの食べ方とともに紹介します。

l  シャトーブリアン

シャトーブリアンとは腰椎に沿ったヒレ肉の中心部分です。牛1頭から取れるのはわずか500g~800gのみで、牛肉の最高級部位とされています。

シャトーブリアンの特徴は非常に柔らかいことです。脂身は少ないにもかかわらずゆっくり噛みしめると、赤身肉ならではのうま味たっぷりのコクのある肉汁がたっぷりと楽しめます。焼き加減のおすすめはミディアムレア。シンプルに塩だけで味わうと、シャトーブリアンの持つ繊細なうま味が楽しめます。

 

l  ヒレ

ヒレとは腰の辺りにある部位で、1頭から取れる量は全体の3%ほどです。あまり動かされない部位のため肉質が柔らかく、脂肪も少ないのが特徴です。さっぱりとした肉を味わたい方、ダイエット中の人などにおすすめです。柔らかい食感と赤身のうま味や風味があり、ステーキのほかカツや焼肉でも美味しく味わえます。

 

l  サーロイン

サーロインとは牛の腰辺りにある部位で、リブロースとランプの間にあります。サーロインと言えばステーキの王様。かつて、イギリス国王がサーロインステーキを食べてあまりの美味しさに「sir」(ナイトの称号)と叫んだとされます。そして、その後「sirloin」の呼び名が逸話もあります。サーロインには適度にサシと呼ばれる細かな脂肪が入っているため、上品な肉の旨みと脂の甘みを同時に味わうことができます。

 

l  ランプ

ランプとは牛のお尻の辺りにある部位です。柔らかく、ほんの少しサシが入っているのが特徴です。柔らかさやしつこくない脂の旨みがあり、他の部位に比べると比較的お値段もお手頃なのも人気の理由でしょう。ランプはステーキのほか、焼肉でも美味しく味わえます。

 

l  リブロース

リブロースとは牛の背中にある部位で、肩に近い部位が肩ロースです。牛の部位の中で最も肉に厚みがあり、肉の繊維が細かく、サシが霜降りになっているのが特徴です。赤身の部分は柔らかく、脂肪の部分はジューシーで味わいのバランス取れています。リブロースはステーキのほか、しゃぶしゃぶでも美味しくいただけます。脂が程よく溶け出し、あっさりとした味わいが楽しめます。

 

l  Tボーン

Tボーンとは牛の肋骨から腰の間の骨の部位で、左右にヒレとサーロインがついています。

高級な部位が一度に2種味わえ、特に、欧米など海外では定番のステーキの部位として親しまれています。

 

l  チャックアイロール

チャックアイロールとはいわゆる肩ロースで、肩よりの背中の部位です。あまり動かされない部位なので、肉の繊維はキメ細やかで柔らかく、適度なサシも特徴です。価格は比較的お手頃。リブ側はステーキ、首側は煮込み料理におすすめです。

 

肉に合わせて飲みたいスペインワイン

肉に合わせて飲みたいスペインワインを厳選して4種ご紹介します。

 

フィンカ・アンティグア メルロ クリアンサ(Finca Antigua Merlot Crianza)

スグリやザクロなどのちょっと野性的な果実のアロマに、ほんのり土の香りを感じる深いルビー色の赤ワイン。口当たりは柔らかく、メルロー100%による果実味豊かな味わいが楽しめます。仕上がりはエレガントで牛肉のカルパッチョや子豚のオーブン焼きなどの肉料理とのペアリングがおすすめです。

 

アルマ・デ・ルソン(Alma de Luzón)

ダークチェリーやプルーンなど凝縮感のある黒系ベリーのアロマに、ほんのりスパイシーさのあるカカオのような苦味が特徴の赤ワイン。口当たりは滑らかで優しく、豊富なタンニンとたっぷりとしたボディ感があります。力強くかつ華やかで長引く余韻が上品な仕上がり。モナストレル(Monastrell)の味わいを存分に楽しめます。ボデガス・ルソン(Bodegas Luzón)の魂(Alma)が込められた渾身の逸品です。ペアリングにおすすめの肉料理はシャルキュトリー、鹿肉のロースト、牛ほほ肉の赤ワイン煮込みなど。

 

パゴ・デ・ロス・カペジャーネス クリアンサ(Pago de Los Capellanes Crianza)

ブラックチェリーやプルーンなど凝縮感のある黒系ベリーのアロマに、苦味のニュアンスとほんのりスパイシーなニュアンスが楽しめます。ストラクチャーはしっかりとしていて、口当たりは滑らかで優雅な仕上がりです。タンニンは優しく酸はほどよく、バランスが取れていて、余韻も楽しめる逸品です。造り手のパゴ・デ・ロス・カペジャーネスはリベラ・デル・ドゥエロ(D.O. Ribera del Duero)の新進気鋭のワイナリーで、設備も新しく充実、モダンスパニッシュとしてポテンシャルの高いワインを産み出すことで注目されています。馬肉のカルパッチョや牛頰肉の赤ワイン煮込み、牛フィレのグリルに鹿肉のローストなど、赤身肉とのペアリングにおすすめです。

 

マルケス・デ・グリニョン カベルネ・ソーヴィニヨン(Marqués de Griñón Cabernet Sauvignon)

プラムやカシスなど赤系ベリーのアロマに、ナツメグやアニス など甘いスパイスのニュアンスが楽しめる、ボデガが誇るカベルネ・ソーヴィニヨン100%の逸品です。黒糖のような甘やかさな香りがほのかに感じられ、ビター感も漂います。力強いながらも口当たりは繊細な滑らかさがあり、創始者カルロス・ファルコ(Carlos Falcó)の想いが込められた一本となっています。おすすめの肉料理とのペアリングは子羊のグリルや牛フィレ肉のポワレ、鹿肉のローストなどです。

 

まとめ

今回はいい肉に食べたい美味しいお肉について、6大ブランド和牛や人気の部位とおすすめの食べ方を解説するとともに肉に合わせて飲みたいスペインワインも紹介しました。

ぜひ、ちょっと贅沢なとびっきり美味しいお肉と美味しいスペインワインで、いい肉の日を満喫していただければと思います。

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