日本各地のおすすめキャンプ場8選を紹介

涼しくなり空気が澄んで木々も色づいてくる秋からのシーズンはキャンプに絶好のシーズンです。日中のアウトドア体験は涼しく、夜は空気が澄んで星空が美しく見え、火の暖かさのありがたみは増し、キャンプの醍醐味をより満喫することができるのです。

今回は日本各地のおすすめキャンプ場を様々なタイプから厳選して8ヶ所紹介します。

おすすめのキャンプ場8選

長瀞オートキャンプ場

埼玉県の西部、秩父地方の長瀞は都市近郊とは思えないほど豊かな自然が広がった人気の観光・アウトドアスポットです。その中でも荒川のほとりにある「長瀞オートキャンプ場」は長瀞のアウトドアシーンを代表する存在。広大な敷地には多彩なキャンプサイトがあり、グランピング施設やバンガローも完備しています。

2019年の豪雨によって壊滅的な被害を受けてしまったものの、ファンの後押しも幸いして2020年に見事再開を果たしました。

オートキャンプサイトは美しい荒川の流れを見下ろすことができる「V-ビューサイト」、林に囲まれプライベート感があり、女性専用の区画も確保された「P-プレミアムサイト」、ハンモック付きの「H-ハンモックサイト」、ノーリードでペットと過ごせる「D-ドッグフリーサイト」など、7種類のサイトから選ぶことができます。

グランピング施設はボヘミアンやオリエンタルなスタイルのおしゃれな空間で女性に人気。川を眺めながらBBQを楽しむことができるBBQテラスもついています。

バンガローも様々なタイプがあり、犬だけでなく猫やうさぎ、鳥などのペットと過ごすことができるバンガローや、電車の車両を利用したバンガローなどユニークなものもあります。

長瀞オートキャンプ場のオーナーは女性。女性目線で整えられた水場、トイレは掃除が行き届いていて使い心地が良く、安心して使用できます。女性専用シャワーやパウダールームも完備されています。

住所：埼玉県秩父郡長瀞町大字井戸559-1

電話：0494−66−0640

アクセス：秩父鉄道・野上駅より徒歩約20分／関越自動車道・花園インターチェンジより車で約20分

公式HP：長瀞オートキャンプ場

キャンプラビット

（引用元：公式HP　キャンプラビット  ）

日本百名山の1つ、栃木県の那須岳のすそ野にある「キャンプラビット」は標高約640mに位置する、林間の静かなキャンプ場です。1,200坪の広大な敷地に150区画ものオートキャンプサイトがあり、その全ては林の中にあります。秋には美しい紅葉の下テントを張ることができます。サイト内には小砂利が敷かれているため水捌けが良いのもおすすめのポイント。また、レンタル可能なキャンプ用品も充実しています。

 場内には自然の沢が流れ、時期になると蛍を鑑賞することもできます。きれいな流れのそばでのBBQもおすすめ。照明が最小限に抑えられた場内は夜も良い雰囲気で、星空の鑑賞にも最適です。

 キャンプラビット最大の魅力は貸切露天風呂があることでしょう。湯船に浸かりながら見る星空や紅葉は最高の贅沢です。

 住所：栃木県那須郡那須町大字豊原丙4387-1

電話：0287-77-2721

アクセス：東北自動車道・那須インターチェンジから車で約30分または那須高原サービスエリアから車で約10分（ETC専用）／JR「黒田原駅」から車で約15分

公式HP：キャンプラビット

北軽井沢スウィートグラス

（引用元：公式HP　北軽井沢スウィートグラス  ）

日本百名山かつ花の百名山の一つでもある、群馬県の「浅間山」のすそ野に広がる「北軽井沢スウィートグラス」は日本一との呼び声も高い老舗キャンプ場です。標高1,100mに位置し、大自然の中ながら都心からのアクセスも良く、設備も整っているので快適なキャンプを気軽に楽しむことができます。美しい森の中に樹上回廊でつながったツリーハウスがたたずむ眺めはまるで絵本の世界のようです。

 宿泊はコテージとキャビン、テントから選択できます。

 12棟のコテージはどれもキッチンや洗面所、お風呂やトイレ、食器や冷蔵庫、そして薪ストーブが完備された快適空間です。暖炉やハンモック、テントが張れる庭や本格的な厨房、ハンモックやミニドッグランなどが備えられたコテージもあります。

 キャビンは全部で15棟あり、シンプルながらそれぞれに遊び心たっぷり。リニューアルした棟を除き基本ガスと水道はないものの、最小限の家具と薪ストーブでここでしかできないミニマムな暮らしを体験できます。

 テントサイトは家族連れ、ソロキャンプ、犬とのキャンプなど、様々なキャンプスタイルに対応した18種類のサイトがあります。

 ヒメシャラやカツラ、カエデなどの木立に囲まれた「木立エリア」では秋の紅葉が存分に楽しめます。なかにはハンモックを張れるサイトやトランポリンを楽しめるサイトもあります。

 ミズナラの高木に囲まれた「林間エリア」は春は新緑、夏は木漏れ日、秋は紅葉と、年間通して木々の美しさに触れることができます。直火が楽しめるサイトや川岸に面したサイトもあります。

 開放的な「大空エリア」では広々とした青空、晴れた夜には星空をみることができます。「目的別エリア」にはソロキャンプ用や愛犬とのキャンプ用のサイトもあります。「陽だまりエリア」の周囲にはハーブガーデンやヒメシャラの小道があり、小さいお子様やペット連れの方向けに柵で囲まれたサイトもあります。

 共有スペースには掃除の行き届いたコインシャワーとランドリー、焼きたてピザやソフトクリーム、ビールなどが楽しめるカフェ、充実した品揃えの売店や薪焚きのお風呂などがあります。

 他にも可愛らしいマッシュルーム型の遊具やトランポリン広場、ブランコなどお子様連れには嬉しい設備や散策にぴったりな森もあり、幅広い層の訪問者を楽しませてくれます。

酸ヶ湯キャンプ場

（引用元：公式HP　酸ヶ湯キャンプ場 ）

キャンプサイトは芝生のフリーサイト、固定サイト、バリアフリーのオートサイトから選ぶことができ、炊事棟は広々と設けられています。テントなどの貸し出しはありませんがBBQコンロや薪などはレンタル可能です。

 酸ヶ湯キャンプ場をおすすめする最も大きなポイントは徒歩3分のところ「酸ヶ湯温泉」があること。酸ヶ湯温泉の、青森県産のヒバをふんだんに使った160畳もの混浴大浴場「ヒバ千人風呂」は唯一無二の趣がたっぷりです。

 住所：青森県青森市荒川南荒川山地内

電話：017-738-6566

アクセス：JR「新青森駅」からJRバス十和田湖行き方面「酸ヶ湯温泉」で下車、徒歩3分／東北自動車道・黒石インターチェンジから車で約40分

公式HP：酸ヶ湯キャンプ場 

大内峠一字観公園

（引用元：公式HP　大内峠一字観公園）

京都府、宮津湾と内海の阿蘇海を隔てる南北3.6kmの砂州「天橋立」。日本三景にも数えられる天の橋立の「一字観」が見える「大内峠一字観公園」はテントサイトやコテージのある自然公園です。

 全5棟のパノラマコテージからは天橋立を横文字に眺められ、屋根付きBBQスペースも完備。天橋立を見下ろすキャンプサイトは絶景の中でのびのびとキャンプを楽しむことができます。

 公園内には他にも、枯れることなく湧き出る「長命のいっぷく名水」や桜や紅葉の名所「松の平」などがあり、美しい自然を満喫することができます。

 大内峠一字観公園でBBQをする際には宮津漁港付近で新鮮な魚介類を買い出ししていくと良いでしょう。宮津港ではセリに運ばれる前の新鮮な魚を安く買うことができる「浜売り」が行われていて早起きができる方にはおすすめです。

 住所：京都府与謝郡与謝町字弓木小字坂尻3211

電話：0772-46-0052

アクセス：京都丹後鉄道宮豊線「天橋立駅」から車で約20分／山陰近畿自動車道・与謝天橋立インターチェンジから車で約10分

公式HP：大内峠一字観公園

湯布院温泉郷グランピング九州COMOREBI

（引用元：公式HP　湯布院温泉郷グランピング九州COMOREBI）

湯布院温泉郷は大分県、由布市の由布院温泉を含め、5つの温泉地が1つになった国民保養温泉地です。グランピング九州COMOREBIでは由布の大自然の中、全室冷暖房完備のグランピング施設で天候に左右されずに贅沢なキャンプと別府の名湯を楽しむことができます。

まるでおとぎの国かのような美しい木々にかこまれたグランピング施設には北欧のヴィンテージ家具が設えられています。ベッドは最高級家具「シモンズベッド」なので気持ちよく眠れること間違いなし！です。ゲストの要望で2020年にはペットと泊まれるグランピングエリアもオープン。ドッグランやドッグフードの用意もあります。

共有エリアにはキャンプファイヤーやテントサウナ、銀座の会員制バーのようなおしゃれなバーもあります。夕食はフレンチシェフ監修のBBQディナーやBBQソムリエ監修の本格シカゴBBQディナー、朝食は土鍋炊きのご飯や大分県産の季節野菜や焼き魚や豚汁の他、煮卵や各種お惣菜、フルーツサンドなどが用意されています。

お風呂は美肌の湯として名高いお湯を四季折々の自然の美しさを眺めながら楽しむことができる、最高の癒し空間となっています。

住所：大分県由布挾間町時松105

アクセス：東九州自動車道・別府インターチェンジから車で約22分／JR「別府駅」より車で約33分

公式HP：湯布院温泉郷グランピング九州COMOREBI

ニセコサヒナキャンプ場

（引用元：公式HP　ニセコサヒナキャンプ場）

雪質が良いことで知られ、日本随一のスキーリゾートとして世界中の観光客を魅了している北海道東部にあるニセコエリア。そのニセコエリアに「人と自然のかかわりを大切にする」というコンセプトで生まれたのが「ニセコサヒナキャンプ場」です。

2棟のバンガロー、15区画のフリーサイト、9区画のカーサイトがあり、キャンプサイトでは直火での焚き火が楽しめるのもおすすめポイント。また、各サイトからは羊蹄山、昆布岳、ニセコアンヌプリなどの雄大な山々を一望することができます。

ウッディな共有スペースのセンターハウスでは炊事場や薪ストーブ、休憩用のテーブルがあり、薪ストーブの優しい暖かさを感じながらゆったりとした時間を過ごすことができます。

テントやタープ 、シュラフやランタン、キッチン用品など、一通りのキャンプ用品がレンタル可能。手ぶらキャンプセットも用意されています。

ニセコサヒナキャンプ場は年中無休。北海道の爽やかな夏や秋の美しい紅葉、そして冬の銀世界まで、四季ごとの自然を満喫できます。

住所：北海道磯谷郡蘭越町字湯里224-19

アクセス：車でお越しの方　JPニセコ駅より15分、JR昆布駅より8分

公式HP：ニセコサヒナキャンプ場

又吉コーヒー園

（引用元：公式HP　又吉コーヒー園 ）

コーヒーが好き！という方は沖縄本島北部、やんばる地方の「又吉コーヒー園」でのキャンプはいかがでしょうか？又吉コーヒー園はコーヒー豆の栽培や販売、そして沖縄コーヒーのブランド化に取り組んでいて、コーヒー豆の収穫から加工、焙煎から抽出までの加工などの体験を実施しています。カフェでは貴重な沖縄コーヒーや園内で栽培したマンゴーをふんだんに使ったかき氷やマンゴージュースを楽しむことができます。

キャンプ場はフリーサイトと区画サイトで可能です。区画サイトには五右衛門風呂付きの区画もあり、薪の炎から湯を沸かして野外でお湯に浸かる、ワイルドな体験が楽しめます。キャンプ場の炊事棟、トイレ、シャワーは共同施設になります。

また、全棟テラスに露天ジャグジーが付いたコテージでも宿泊可能です。やんばるの自然を一望できるコテージでは沖縄でも指折りの朝日や星空を眺めることができます。全棟キッチンやシャワー、ウォシュレットトイレやエアコン、食器類やBBQ器具など、設備も充実しています。

住所：沖縄県国頭郡東村字慶佐次718-28

電話：0980-43-2838

アクセス：那覇空港から車で約1時間33分

公式HP：又吉コーヒー園 

まとめ

日本各地のおすすめキャンプ場を様々なタイプから厳選して8ヶ所紹介しました。

テントを張ってワイルドなキャンプを楽しむにせよ、設備の揃ったキャビンやグランピング施設で贅沢に過ごすにせよ、外せないのは夜には巻きの炎が燃え上がるのを眺めることです。そしてそこにおいしいワインがあれば、間違いなく最高のキャンプとなることでしょう。