今までにないチャコリを目指した爽快スパークリングが登場! 今までにないチャコリを目指した爽快スパークリングが登場!

今までにないチャコリを目指した爽快スパークリングが登場!

 チャコリ(txakoli)とは、バスク地方で古くから生産されている微発泡性のワインです。

地元で消費するために造られていたワインのため生産量が少なく、現在でも輸出されているのはごくわずかです。

従来のチャコリ(txakoli)は、しっかりと発泡したものではなく、わずかに発泡性を感じられるもので、味わいも酸味の強いものが多いワインでした。

しかし、近年ではブドウの栽培技術・醸造技術の向上により、様々なチャコリ(txakoli)を楽しむことができます。

今回はバスク州・ギプスコア県のワイナリー、ブライ・チャコリーナ(Blai Txakolina)が手がける、フレッシュな泡を楽しめるスパークリングワイン、ブライ イチャパラ (Blai Itsas Aparra)をご紹介します。

 

チャコリ(txakoli)の歴史

チャコリはバスクの地酒として知られていますが、バスクといえば美食の地として有名ですよね。

一時は消滅の危機に瀕したチャコリですが、チャコリ復活までの歴史を簡単にご紹介します。

 

美食の地と呼ばれる理由

バスク地方は、ピレネー山脈を挟んでスペイン4県、フランス1地方に位置する、独自の言語や文化を持つ地域です。

特にバスク語は「孤立言語」と言われており、ヨーロッパの他のどの言語とも則していない言語としても知られています。

バスクといえば、美食の街「サン・セバスティアン」が有名ですよね。

「サン・セバスティアン」が美食の街として有名になった背景には様々な理由がありますが、その一つに地理的な理由があります。

15世紀「サン・セバスティアン」の港に、当時のスペインにはなかった食材が持ち込まれたことや、フランスとの交流が盛んであったこと、

海と山に囲まれており、豊富な海の幸・山の幸が手に入る恵まれた地形 などが理由に挙げられます。

バスクで作られるワインは、降雨量の多さから糖度の低いブドウから造られ、フレッシュで合わせるお料理を選ばないものでした。

バスクの食文化に寄り添い、古くから愛されてきたチャコリは、バスクを語る上で欠かすことのできない地酒なのです。

 

チャコリ(txakoli)消滅の危機

チャコリは、生産されたほとんどが現地で消費されるワインでした。

バスクは降雨量の多い地域のため、収穫されるブドウの糖度が低く、造られるワインが酸味の強い早飲みタイプのワインであったためです。

ボトルを高い位置にかかげ、下に構えたグラスに注ぐ「エスカンシア」というパフォーマンスも、空気を含ませることで強い酸味を和らげるために行われているものでした。

現地で長く愛されていたチャコリですが、19世紀に起こったフィロキセラという害虫の被害や、工業化が進んだことによる労働者の流出などが重なり、チャコリに使用されるブドウの栽培が途絶えてしまいそうになる危機に陥ってしまいます。

 

原産地呼称保護ワインに認定され生産量が増加

チャコリ用のブドウ栽培が復活したのは20世紀末のことだと言われています。

1990年にゲタリアコ・チャコリーナ(Getariako Txakolina)が原産地呼称保護ワイン(Denominación de Origen)として認定を受けたことで、生産量が徐々に増えていき、栽培技術や醸造技術、流通の発展によって、現地消費だけでなく徐々に海外にも輸出されるようになります。

最近では醸造設備などに投資し、積極的に海外へ輸出をしている生産者も増え、その品質は世界中のワインラバーを魅了する仕上がりとなっています。

現在、日本で良質なチャコリが楽しめるようになったのも、消滅の危機を乗り越えた歴史があったからなのですね。

 

 

ブライ イチャパラ

 

【商品情報】 

商品名

ブライ イチャパラ (Blai Itsas Aparra)

生産者

ブライ・チャコリーナ(Blai Txakolina)

地域

ブドウ生産地:バスク州

D.O.ゲタリアコ・チャコリーナ (D.O.Getariako Txakolina)

ビンテージ

2019

生産国

スペイン 

ブドウ品種

オンダラビ・ズリ90% リースリング10%

認証・規格

 

おすすめ料理

シーフードマリネ、バーニャカウダ、クリスピーチキン、穴子の白焼 など

発酵容器

ステンレス・スティールタンク

発酵期間

8〜12日間

発酵温度

16〜18°C

度数

12.5%

テイスト

辛口(スパークリング)

飲み頃の温度

6~8°C

容量

750ml

 

ブライ イチャパラ (Blai Itsas Aparra)について

ブライ イチャパラ (Blai Itsas Aparra) は、バスク州、ギプスコアのオニャティという内陸部で収穫されるブドウを使用したチャコリです。

開けた瞬間に酵母を思わせる香ばしい香りと、フルーツの香りが広がるフレッシュなスパークリングワインで、早熟なブドウを使用しフレッシュな味わいを表現しています。

瓶内で二次発酵をさせることで、シャンパーニュのような細かな泡を楽しむことができます。

穏やかな酸味とフルーティーな後味で、食事に合わせるのはもちろん、ワインだけでも楽しめる1本。

 

味わいの特徴

ブライ イチャパラ (Blai Itsas Aparra)は、輝きのあるレモンイエローの色調。

シトラス系の爽やかなアロマ、立ち昇る泡からのトースト香が印象的で、りんごの蜜や洋梨のような果実味も楽しめます。
瓶内で11〜14ヶ月熟成させることで生まれる、きめ細かな泡がどんなシーンにもマッチするチャコリです。

 

おすすめのペアリング

ブライ イチャパラ (Blai Itsas Aparra)は 柔らかな泡とやさしい酸味でワインだけでも楽しめるワインですが、ジャンルを選ばず色々なお料理に合うワインです。

魚介料理には特におすすめで、魚介のマリネやエスカベッシュ、シーフードマリネなど、お魚に酸味のある味付けのお料理は大変相性が良くおすすめです。

酸味と辛味、スイートチリソースなどの甘味のあるソースもマッチするでしょう。

飲み飽きしない味わいなのでワインだけでも楽しめますし、食後にクリームチーズやフルーツと合わせると、食事の時間がより特別なものになるでしょう。

合わない料理が少ないというところもチャコリ(txakoli)をおすすめする一番の理由です。

 

ブライ・チャコリーナ(Blai Txakolina)について

ブライ・チャコリーナ(Blai Txakolina)は、様々な企業や試飲委員会の経験を持つ ギジェルモ・カスタニョスと、醸造やクラフトビールなどの製造と研究をしていた イオン・デ・マリア の2人から始まりました。

その後、カロリナ・クルツ・カライザバル という敏腕営業ウーマンが加わり、最高の3人組によって今までにないチャコリを世界に送り出しています。

2019年に初リリースをした新進気鋭のワイナリーで、ラベルに描かれている錨は、ゲタリアのテロワール「海」や「風」を称えてデザインされています。

 

まとめ

美食の街「サン・セバスティアン」には料理好きな男性が集う「美食クラブ」と呼ばれるサークルのようなものが数多くあります。

その活動は、クラブが所有する厨房や、レストランの大きな厨房を借りるなどしてメンバーが集まり、皆で料理を作って食べるというもの。

元々は、家庭で居場所のない男性の「息抜きの場」として始まったクラブだそうですが、息抜きの為にお料理をするというのは、バスクに住む人たちがいかに食を大切にしているかということが伺えますよね。

そんなクラブでも乾杯で振る舞われるのはチャコリ。

合わせる料理を選ばないチャコリをぜひご家庭でもお楽しみください。

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