ワイン用のぶどうの搾りかすと澱を利用し、自社で独自のリキュールを造っているワイナリーがあります。
今回は、アルバニーリョを世界に広めた老舗のワイナリー「Crema de Licor d ́Vizhoja(クレマ・デ・リコール デ・ビソハ)」が造る甘くクリーミーなデザートリキュール「Crema de Licor d ́Vizhoja(―クレマ・デ・リコール デ・ビソハ )」をご紹介します。どこか懐かしい優しい甘みは、アルコールが苦手な人でも飲みやすいアルコールです。
ワインとはまた違った楽しみ方ができるので、ぜひチェックしてみてください。
ワインとリキュールの違いは何?
Crema de Licor d ́Vizhoja(クレマ・デ・リコール デ・ビソハ)では、ワインとリキュールどちらも同じぶどう品種から造っています。しかし、そもそもワイン(Wine)とリキュール(Liqueur)の違いって何なのか?ここで簡単に解説していきたいと思います。
まず、リキュール(Liqueur)とは、蒸留酒に砂糖を加え、ハーブや果実で香料を付けた混合酒のことを言います。元々は、13世紀ごろにイタリアの修道士によって造られ、漢方薬の一種として飲まれていたと言われていますが、次第に甘みを足したり、香りを足したりしたことで、食後のデザート感覚で飲まれるようになりました。現在では、ソフトドリンクや複数のリキュールで割ったカクテルとして飲まれることが一般的です。
一方、ワインはぶどう果汁のみを使い、アルコール酵母にて発酵させた醸造酒です。ぶどうの糖分がアルコールに変わるため、一般的にはアルコール度数は10%前後で、糖分の少ないアルコール飲料となります。多くの国で親しまれているワインは、世界で最も古い歴史を持つアルコールとも言われています。
濃厚クリーミーなワインリキュール「Crema de Licor d ́Vizhoja― クレマ・デ・リコール デ・ビソハ ― 」
【商品情報】
商品名 |
Crema de Licor d ́Vizhoja ― クレマ・デ・リコール デ・ビソハ ― |
生産者 |
Bodegas Marqués de Vizhoja(ボデガス・マルケス・デ・ビソハ) |
設立 |
1966年 |
飲み方 |
アペリティブ、食後酒、デザート感覚、消化を助けるのでショットグラスなどでストレート、または氷、クラッシュアイス、カクテルの素材のアクセントとしてお使いください。 |
生産国 |
スペイン |
地域 |
ガリシア州(Galicia) |
原材料 |
生クリーム、バター、カラメル色素IV、自社製スピリッツ Nata fresca, Mantequilla, Colorante IV, licor de Vino |
発酵容器 |
ステンレス・スティールタンク |
保存方法 |
常温【未開封時】冷蔵【開封後】 |
製法 |
蒸留後、熟成、ろ過をしボトリング |
度数 |
19.0% |
テイスト |
甘口 |
飲み頃の温度 |
6°C |
容量 |
700ml |
Crema de Licor d ́Vizhoja(クレマ・デ・リコール デ・ビソハ)について
Crema de Licor d ́Vizhoja(クレマ・デ・リコール デ・ビソハ)は、アルバリーニョ種と生クリームを使ったクリーミーなBodegas Marqués de Vizhoja(ボデガス・マルケス・デ・ビソハ)オリジナルワインリキュールです。2012年に誕生したLIQUORS D'VIZHOJA(リカー・ド・ビソハ)シリーズは、ワイナリーのプレミアムリキュールをまとめたブランドです。クリーム、コーヒー、ハーブ、ブランデーと全部で4種類のフレーバーがあります。
Crema de Licor d ́Vizhoja(クレマ・デ・リコール デ・ビソハ)のリキュールは、伝統的にスペインで知られている飲み物で、収穫されたアルバリーニョ種のブドウから得られる搾りかすと澱を発酵および蒸留して作られています。純粋なクリーム色のCrema de Licor d ́Vizhoja(クレマ・デ・リコール・デ・ビソハ)は、その色から「CREMA」=クリームの「Licor」=リキュールという名前が付けられており、『ビソハ』の名称はスペイン語のVid(葡萄の木)とHoja(葉)を組み合わせた造語です。
食後にデザート感覚でお召し上がりいただけるスイートリキュール。ショットグラスでストレートのまま飲むのはもちろんのこと、アルコール度数が高いので氷やクラッシュアイスと一緒にオンザロックで飲むのもおすすめです。
Crema de Licor d ́Vizhoja( クレマ・デ・リコール デ・ビソハ)の味わい
とろみのある薄いくるみ色。バターや生クリームのまろやかな口当たりを持つCrema de Licor d ́Vizhoja(クレマ・デ・リコール・デ・ビソハ)は、どこか懐かしいミルクキャラメルを感じさせる優しい甘みを特徴とします。飲み口は、ソフトでありながら濃厚なテクスチャーに、バニラやヘーゼルナッツのような甘い香りが心地良く感じられます。
Crema de Licor d ́Vizhoja( クレマ・デ・リコール・デ・ビソハ)とのペアリング
生クリーム、キャラメル、バターといった濃厚な深みのある味わいを特徴とするCrema de Licor d ́Vizhoja(クレマ・デ・リコール・デ・ビソハ)。コーヒーゼリーやアイスクリームなど、デザートのトッピングとして使うと少し特別な大人なデザートに。美味しい食事とワインを楽しんだ後の締めくくりに、デザートカクテルやコーヒーと楽しむなど、飲み方を変えてさまざまな組み合わせを楽しむことのできる魅力的なリキュールです。
Bodegas Marqués de Vizhoja(ボデガス・マルケス・デ・ビソハ)について
Bodegas Marqués de Vizhoja(ボデガス・マルケス・デ・ビソハ)は、1966年にマリアーノ・ペラエス氏によって設立された家族経営のワイナリーです。
マリアーノ・ペラエス氏は、それまで注目されていなかったアルバニーリョに力を入れ、ガリシア州を代表するぶどうとして世界に広めてきました。その後、マリアーノ・ペラエス氏の忠実な弟子かつ、息子であるハビエル・ペラエス氏が2代目となりました。現在では、ワインメーカーとして25年のキャリアを持つハビエル・ペラエス氏は、「世界中に大切に育てたマルケス・デ・ビソハのワインを広めること」を目標に日々ぶどう造りを行っています。
その品質は、数々のワインコンテストでも認められています。イチジクの葉をラベルとした「Lord of the Green Leaf」がワインコンテストにて高い評価を受けました。それがブランドの原点となり、ワインの栽培にとって最も重要な要素である「つる」を結び付け、現在のブランドにリーフが使用されています。さらに、1960 年代にワインに高貴な称号を付けるという伝統により、D. マリアーノ ペラエスはワインを完成させるために「マルケス」の称号を採用しました。
まとめ
ワインを造る過程で通常捨てる搾りかすまで余すことなく再利用し、できた最高のリキュール「Crema de Licor d ́Vizhoja(クレマ・デ・リコール・デ・ビソハ)」をご紹介しました。
その味わいは、非常に柔らかく、濃厚であまーい香り。とってもピュアなスピリッツの香りを放ち、心地よい体験をお届けします。おいしい食事の締めくくりに、または特にコーヒーと一緒に楽しむのに理想的なリキュールです。甘くて飲みやすいデザートリキュールをお探しの方はぜひ、一度「Crema de Licor d ́Vizhoja(クレマ・デ・リコール・デ・ビソハ)」をお試しください。