バスクの希少な白ブドウ品種、テンプラニージョ・ブランコの魅力 バスクの希少な白ブドウ品種、テンプラニージョ・ブランコの魅力

バスクの希少な白ブドウ品種、テンプラニージョ・ブランコの魅力

スペインの北部に位置するバスク州には素晴らしいワインがたくさんあります。

その中でも今回は、豊かな酸、りんごの蜜のような香りと果実味、長い余韻を楽しむことができる白ワイン、Carravalseca Blanco(カラバルセカ ブランコ)をご紹介します。

老舗ワイナリー、Bodegas Casa Primicia (ボテガス・カサ・プリミシア)が手がける、希少な白ブドウ品種を使用したオーガニックワインは、様々なシーンに合わせられるオールマオティーさが魅力です。

 

テンプラニージョ・ブランコとは?

Carravalseca Blanco (カラバルセカ ブランコ)には、テンプラニージョ・ブランコ(Tempranillo Blanco)という品種を主体に、5種類のブドウ品種が使われています。

主となっているテンプラニージョ・ブランコという品種は、1988年にリオハ州の古いブドウ園にあった黒ブドウ品種、テンプラニージョ(Tempranillo)の樹から見つかりました。

赤い実が成っている樹の中に、1本だけ白い実を付ける新梢が発見されたのです。

新たに発見された、この白いブドウの実のルーツについて、長年にわたり研究が進められました。
その結果、テンプラニージョ(Tempranillo)とのD N Aの類似性が97%であることが判明し、白いブドウの実は、テンプラニージョの突然変異種であるということが結論づけられ、2007年に正式なリオハの品種として追加承認されたのです。

リオハで生産されるワインは圧倒的に赤ワインが多く、その割合は全体の8割を占めています。

生産量の少ない白ワインの中でも、テンプラニージョ・ブランコのワインは極めて少なく、希少なワインと言えます。

テンプラニージョ・ブランコからつくられる白ワインは、アルコール度数、リンゴ酸、ポリフェノールの含有量など、ワインの美味しさを構成する要素のバランスがとても良く、リオハワインの特徴である樽を巧みに使用したワインや、樽熟成をさせないワインまで、どのようなスタイルのワインにも適した品種と言われています。

 

Carravalseca Blanco (カラバルセカ ブランコ)     

 

【商品情報】 

商品名

Carravalseca Blanco (カラバルセカ ブランコ)

生産者

Bodegas Casa Primicia(ボテガス・カサ・プリミシア)

地域

ブドウ生産地:バスク州

D.O.C.a Rioja(D.O.C.a リオハ)

ビンテージ

2021

生産国

スペイン 

ブドウ品種

テンプラニージョ・ブランコ 42%、ビウラ16%、シャルドネ11%、

ソーヴィニヨン・ブラン18%、ベルデホ13%

認証・規格

ユーロリーフ・EU有機認証

おすすめ料理

白身魚のカルパッチョ、サバのトマト煮、ハードタイプのナチュラルチーズ など

発酵容器

ステンレス・スティールタンク

発酵期間

12日間

発酵温度

16°C

度数

13.5%

テイスト

辛口

飲み頃の温度

8~10°C

容量

750ml

 

Carravalseca Blanco (カラバルセカ ブランコ)について

EUオーガニック認証を取得しているオーガニックワイン、カラバルセカ・ブランコはテンプラニージョ・ブランコ単一ではなく、他の白ブドウ品種と合わせることで、バランスの取れた味わいに仕上がっています。
ブドウは手摘みにこだわり、12日間ステンレスタンクで発酵。
ボリューム感があり酸味と果実味のバランスが良い白ワインは、飲むシーンを選びません。

この地域の穏やかな気候を利用して、ボデガス・カサ・プリミシアのブドウ園は、農場からエブロ川近くまで広がっている斜面に広がった畑と、自然が生み出した独自の環境で、ワイナリーの誇りと味わう人の満足感を満たすオーガニックワインを作り出しています。

 

味わいの特徴

口に含んだ瞬間爽やかな酸味が広がり、その後の果実味が酸味を中和させます。

色調は緑がかった明るいレモンイエロー、香りは柑橘を思わせるニュアンスが感じられ、温度が上がってくると
りんごの蜜のようなアロマ、洋梨や桃、バナナのような甘味を感じさせる香りに変化していきます。

長く余韻が楽しめるのもこのワインの特徴です。


おすすめのペアリング

酸味と果実味のランスの良いこのワインは、合わせるお料理を選びません。

白身魚のカルパッチョや、エビやカニの鉄板焼き、貝類のワイン蒸しなどの魚介はもちろんマッチしますし、
サバのトマト煮や酢の物、サラダであればマヨネーズを使ったクリーミーなソースがおすすめです。

心地よい酸味のある白ワインと相性の良い、少し脂の多いお肉、豚バラ肉や鶏もも肉などを使ったお料理も、ワインがお肉の味を引き立て好相性です。

食後に楽しむ場合は、ドライフルーツや同じ地方でつくられている羊のチーズ「イディアサバル」などを合わせるとワインが止まらなくなるでしょう。

 

Bodegas Casa Primicia(ボテガス・カサ・プリミシア)について

エブロ河の左岸、リオハ・アラベサの中心地にあるラ・グアルディア村に11世紀から存在する歴史あるワイナリーです。
教会に対して農民が支払う税「十分の一税」が地域で最初に納められていたことから、カサ・プリミシア(最初という意味)
という名称が今でも続いています。

15世紀には教会として利用されており、周辺の農家などから税として納められた初収穫の作物を保存していましたが、ブドウは保存されずにワインにされていたという記録があり、地下にはスペイン最古のワイン醸造施設が残っています。

1985年より現在のオーナー、マドリッド・カスタニェーダ兄弟の手による丹念なワインづくりによって、1987年のボルドーのヴィネクスポにて、グランプリ・ドゥヌール(名誉大賞)に選ばれた事を皮切りに、国内外の数々のコンクールで多数受賞。評価を高めているワイナリーです。



まとめ

今回ご紹介したバスクの白ワインは、口に含んだ瞬間から余韻まで、様々な表情を見せてくれるワインです。

軽めに、カジュアルに楽しみたい時は少し低めの温度で、リッチにボリューム感と余韻を楽しみたい時は少し高い温度で飲むと、合わせるお料理や飲むシチュエーションの幅を広げてくれるでしょう。

開けてから時間が経っても生き生きとしたワインの香りを十分楽しめますので、数日に分けて飲んでも良いですし、
普段のディナーはもちろん特別な日のお料理にもマッチし、オールマイティーに楽しんでいただけるワインです。

希少なバスクの白ワインをぜひお楽しみください。

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